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来月(6月)のおすすめ品目もチェック!
家庭菜園のプロ︕福⽥俊先⽣にお話しをうかがいました
東京農工大学農学部農学科卒。菜園家。ブルーベリー研究家。「どうすればおいしい野菜がたくさん採れるか」「いかにラクで楽しい野菜づくりができるか」を追求し、「フクダ流」自然農的有機栽培を実践。16平米という限られたスペースの市民農園で、年間50品目以上の野菜を有機・無農薬で栽培しています。監修を務めた家庭菜園誌や著書も多数。関連サイト
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著書
『市民農園1区画で年間50品目の野菜を育てる本』(学研プラス)
『フクダ流家庭菜園術』(誠文堂新光社)
『福田さんのラクラク大収穫!野菜づくり』(学研パブリッシング)
5月に植える野菜の特徴
家庭菜園スタートのベストシーズンとあって、5月から育てはじめられる野菜はバラエティ豊か。初心者向きの野菜、家庭菜園の定番野菜、連続して収穫できる野菜が豊富です。きゅうりやピーマンは夏野菜のイメージかもしれませんが、秋に入ってからも意外と長く収穫できます。5月に「苗を植える」!おすすめの野菜4選
メロン
特徴
メロンの栽培に失敗してしまったことがあるという方、多いのではないでしょうか?メロンは温度が高くなってからよく生育するので、あまり早植えにしないほうがうまくいきます。家庭菜園でも完熟で甘さたっぷりのメロンは十分栽培可能!自家製のメロンの味は最高です。栽培のコツ
できる限り雨除けをするようにし、授粉を確実に行います。自然とへたが外れる(へた落ち)まで置くと完熟したおいしいメロンを味わえます。収穫時期
7~8月おすすめの品種
・内容:4株セット
・内容量:9粒
※育苗してから苗を植え付けてください。
昨年に引き続き今年も購入です。 昨年の画像になりますが、購入される方のご参考になればと思い、レビュー投稿させて頂きます。 畑がない為、ベランダでの45cmプランター栽培です。 ネットメロンは初めてだった為、何の知識もなく購入しましたが、スイカと同じように人工受粉させ、見事双子パンナに! ただ調べてみると、スイカと違い、収穫までの期間が長く、雨対策や(雨に当たるとネットの部分からバイ菌が入り腐敗してしまう)ツルを病気(うどんこ病)から守ることがとても大変でした。 最終的に、1本の苗から甘くて美味しいパンナが3つも収穫でき、大成功! 大切に育てたメロンにはとても愛着がわき、味も見た目も最高でした。 プランターでも十分楽しめる丈夫な苗です。 てしまさんありがとうございました(*^^*) 今年も頑張って育てます。
出典: Yahoo!ショッピング
メロンの育て方はこちらの記事をチェック!
スイカ
特徴
夏の代名詞といっても過言ではないスイカ!5月に苗を植えれば暑い時期(8月頃)に収穫可能です。栽培は難しそうなイメージがありますが、実は植え付け後は放っておくのがコツです。栽培のコツ
栽培に広い面積が必要になるので、鞍つき畝を作りワラを敷いて1株植えをします。放任栽培が成功の秘訣!収穫時期
8月おすすめの品種
・内容量:8粒
ニガウリ(ゴーヤ)
特徴
真夏の暑い時期に元気にツルを伸ばし、グリーンカーテンにもなります。うまくいけばポンポン実をつけるので夏期に毎日収穫することが可能です。栽培のコツ
プランターよりも地植えがおすすめです。根が深く張るので、次々に収穫することができます。できるだけ大きな棚を作ることが伸び伸びと栽培させるコツです!収穫時期
7~10月おすすめの品種
・内容量:8粒
・内容:2株セット
・内容量:13粒
ニガウリ(ゴーヤ)の育て方はこちらの記事もチェック!
ナス
特徴
ナスといえば家庭菜園でも人気の野菜ですよね。初夏から秋まで長く採れるのが魅力です。品種も豊富なので、いろんな種類を育てて食べ比べる楽しみ方も。栽培のコツ
たっぷりと堆肥を入れて土づくりをすれば、長期にわたり収穫可能です!収穫時期
7~10月おすすめの品種
ナスの育て方はこちらの記事をチェック!
5月に「種まき」スタート!おすすめの野菜5選
オクラ
特徴
ねばねば野菜で人気のオクラですが、じつはハイビスカスの中というのを知っていますか?花がきれいなので、収穫はもちろん観賞するのも楽しい品種です。温度が高くなる5月が種のまきどきです。栽培のコツ
たくさん採るコツは穴あきマルチにまくこと!15センチ間隔の9515マルチに1穴あたり4~5粒程度まいて、間引かずに育てると大収穫できますよ。取り遅れには注意が必要です。収穫時期
7~10月おすすめの品種
・内容量:10ml
・内容量:100粒
オクラの栽培方法はこちらをチェック!
中生エダマメ
特徴
エダマメには早生から晩生までさまざまな品種がありますが、5月ならば中生エダマメのまきどきです!中生エダマメは早生品種よりも大粒で収量が多く、おいしい品種が多いので、5月はエダマメ栽培を始めるベストシーズンといえます。栽培のコツ
上手に育てるには育苗栽培がポイント!直まきでは鳥に食べられないように対策をする必要がありますが、ポットにまいて育苗をすると、つるぼけ(※)しにくくなり、鳥にも食べられず種も必要最低限で済み一石二鳥!!途中で中耕土寄せをします。※つるぼけ:窒素肥料の与えすぎなどで、つるが伸びすぎること。つるが伸びすぎると葉が茂りすぎたりして、着果が悪くなります。
収穫時期
7~8月おすすめの品種
・内容量:30ml
エダマメの栽培方法はこちらの記事をチェック!
ゴマ
特徴
温度が高い環境を好む野菜で、種は5月にまくのがおすすめです。ほかの野菜が作りにくい暑い季節でも元気によく生育することと、秋野菜が始まる頃に収穫するので真夏の畑の主役になってくれますよ。栽培のコツ
栽培の途中で中耕土寄せをします。収穫時期
8月末~9月おすすめの品種
・内容量:5.5ml
初夏まきホウレンソウ
特徴
ホウレンソウは寒い時期に栽培するのが主流ですが、初夏まきの品種もあります。真夏は作りづらいですが、5月であれば春野菜の跡に連続栽培することができます!栽培のコツ
あまり大きくならないうちに収穫しましょう。大きくなるまで待っているとトウ立ちしてしまいます。収穫時期
6月おすすめの品種
・内容量:約750粒
・内容量:約870粒
ホウレンソウの育て方はこちらの記事でチェック!
カブ
特徴
春野菜として親しまれるカブは、ホウレンソウと同様に真夏は作りづらい品種です。ただ、初夏まきできる品種が豊富なので、ぜひ挑戦してみてください。栽培のコツ
9515などの穴あきマルチを張って、1穴に3粒ほど種をまき。早めに1本間引くようにしてください。収穫時期
6月下旬~7月おすすめの品種
・内容量:200粒
カブの育て方はこちらの記事でチェック!
プランターで野菜を栽培する際のコツは?
ベランダなどの狭いスペースで野菜を育てるなら、プランターや鉢での栽培に挑戦してみましょう!福田先生に、プランターで野菜を育てる際のコツを聞いてみました。Q. プランター・鉢のサイズは?
福田先生:スペースが許すなら、サイズは大きいほど良いでしょう。プランターについてはこちらの記事で!
Q. 種まきや植え方の違いは?
福田先生:畑と一緒でOKです。Q. 水やりのコツは?
福田先生:土が乾いたら水をたっぷり与えましょう。プランターは、畑のように地下水が上がってくるわけではありません。雨がなければ水分はなくなるので、水やりが必要です。当然露地よりは水やりの頻度は高くなります。Q. そのほか注意点は?
福田先生:プランターでも虫は容赦なくやってきます。防虫ネットか不織布のベタがけをすると良いでしょう。防虫ネットについてはこちらの記事をチェック!
作業しやすい5月!種まきの失敗も少ない
育ててみたい野菜は見つかりましたか?5月は気候が安定していて作業しやすく、初心者の家庭菜園入門にぴったりの季節!4月よりも気温が上がっているので、低温による種まきの失敗も少ないですよ。初めての人も、ぜひチャレンジしてみてくださいね。【AGRI PICKチャンネル】
AGRI PICKでは、家庭菜園初心者にもわかりやすい!畑でも手軽に視聴できる動画もあります。
野菜を育てるときのお困りごとや、失敗を防ぐワンポイントアドバイス付きの「AGRI PICKチャンネル」も合わせてご覧ください!