目次
この記事ではおすすめの防草シートと、併せて使うとさらに効果的な砂利や、固定ピンなどもご紹介します。
防草シートのメリット・デメリット
日光を遮断することで雑草の光合成を阻止し、育成を防ぐ防草シート。除草作業から解放される便利なアイテムですが、メリットとデメリットがあるので、どちらも知っておきましょう。デメリットを解決する方法も一緒に解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。メリット
防草シートの最大のメリットは、除草剤を使わずに雑草を防げる点です。薬物を使わないので、より安全に雑草対策ができます。とくに、小さなお子さんやペットがいる家庭など、強い薬剤を避けたい場合にとっても便利。一度防草シートを敷いてしまえば、しばらくは手入れの必要がなく、重労働な除草作業をしなくて済むのがうれしいですね。デメリット
デメリットは、防草シートがむき出しになっていると、景観を損なってしまいがちな点。さらには、紫外線や雨などで劣化を早めてしまう可能性もあります。せっかく敷いた防草シートを、自然な景観で長持ちさせるには、防草シートの上から砂利を敷くのがおすすめです。劣化を防ぎながら違和感なく使えるので、セットで設置するのがいいでしょう。防草シートを選ぶ4つのポイント
いざ防草シートを購入しようと思っても、種類がたくさんあって迷ってしまいますよね。こちらでは、どのような点に注目してアイテムを選べば良いかをご紹介します。水はけや遮光率など、五つのポイントに分けて詳しく解説しますので、商品を選ぶときの参考にしてみてください。Point1. 水はけが良い物を選ぶ
せっかく防草シートで雑草が生えるのを防いでも、水が溜まってしまっては台無し。ボウフラが発生する原因にもなります。防草シートは水はけの良い物を選ぶようにしましょう。一般的に販売されている防草シートは透水性のある物がほとんどですが、道路脇の法面(のりめん)などの土崩れを防ぐ不透水の防草シートもあります。Point2. 強雑草(きょうざっそう)も防げるか?
強雑草(きょうざっそう)とは、除草剤が効きにくく繁殖力の高い雑草のこと。光合成効率も高く、少ない日の光でもグングン育ちます。しっかり強雑草を防げるかというのも、防草シートを選ぶ一つのポイントです。
Point3. 遮光率が高い物を選ぶ
遮光率とは、日光を遮断する割合のこと。雑草の光合成を阻害するためには、遮光率がいかに高いかが重要です。99%以上の物なら効果は確実!Point4. 駐車場や通路などの砂利下には、強度がある物を
防草シートを駐車場や通路の砂利下などに敷く場合は、車両の重さや歩行の影響で破れない強度が必要です。砂利下専用の防草シートを選ぶのもおすすめ。Point5. 値段・価格もチェック!
防草シートの値段は、機能やメーカーによってピンキリ。シートを敷く場所の広さも考慮し、予算に合った価格の物を選ぶと良いでしょう。業界最安値!お庭のお手入れなら、技術力と信頼の「お庭マスター」に
業界最安値!お庭のお手入れなら、技術力と信頼の「お庭マスター」にすべてお任せください。 専門の作業スタッフが丁寧&親切に対応します。 年間数多くの実績で経験を積んでいるスタッフは、他社に負けない圧倒的な技術力があります。 全国各地にスタッフがいるので、どこよりも早く急行できます。 はじめてご利用の方は、初回限定特別価格でとてもお得。 まずは公式サイトで無料見積もりを!
防草シートを徹底比較|値段や耐用年数をチェック
下記で紹介する、おすすめの防草シート18商品の比較表です!選ぶ際の参考にしてみてください。製品名 | 強雑草 | 砂利下通常雑草 | 駐車場砂利下 | 遮光率 | 厚み (mm) | 耐用年数 | 引張強度 | |
むき出し | 砂利下 | |||||||
1. ザバーン240BB | 〇 | 〇 | 〇 | 99.7% | 0.64 | 5~7年 | 半永久 | 〇 |
2. エコナル | 〇 | △ | ✕ | 99%以上 | 0.5 | – | 半永久 | 〇 |
3. アグリシート | △ | – | – | 99%以上 | 0.4 | – | – | △ |
4. ザバーン350G | 〇 | 〇 | 〇 | 99%以上 | 0.8 | 約10~15年以上 | 半永久 | 〇 |
5. クオリティシリーズ | △ | 〇 | 〇 | – | 約0.35〜0.37mm | 約3年 | 約10〜15年以上 | – |
6. シンセイ | △ | △ | – | 95%以上 | – | – | – | △ |
7. アストロ | – | – | – | 98.11%以上 | 1 | 約2年 | – | 〇 |
8. キンボシ防草シート | – | – | – | 99.9% | 0.65 | 5年 | – | – |
9. イキテクス | – | – | – | – | 0.6 | – | – | 〇 |
10. モダンデコ | – | 〇 | – | – | – | 約4~6年 | – | – |
11. ミナトワークス | – | 〇 | – | – | – | 約4~6年 | 半永久 | – |
12. katsst | – | 〇 | 〇 | 99.11% | – | 3~5年 | – | – |
13. KM Global | – | 〇 | – | 99%以上 | 1.5 | 10年 | 半永久 | 〇 |
14. リブレ | × | 〇 | × | – | 約0.3 | 約2~3年 | – | – |
15. SanEi | – | 〇 | – | 99.99% | 約0.33 | 5~6年 | 10年 | 〇 |
16. アイアグリ | – | – | – | – | – | – | – | – |
17. NITTO SEKKO | – | 〇 | 〇 | 99.2% | 0.43 | 10~15年 | 半永久 | – |
18. コーナン | – | – | – | – | – | 約1年 | – | – |
防草シートの名称変更について
おすすめの防草シート18選
1. 不動の一番人気!ザバーン 240BB
・サイズ:1×30m
・遮光率:99.7%
・厚み:0.64mm
この夏にこの製品を使用して長年(20年ほど)雑草にまみれたり,手つかずで荒れていた裏庭をやっつけました.暑かった夏から3ヶ月,全く雑草は生えてきません.ちなみにプロの植木屋さんに頼んだ実家の除草にも本シートが使われました.間違いないです😊
出典: Amazon
2. 繊維メーカーの技術が集結
・サイズ:1×10m
・遮光率:95%
・厚み:0.4mm
3. 水耕や畦道のぬかるみ防止に最適!
・サイズ:0.5×100m
・遮光率:99%以上
・厚み:0.4mm
リピートです。防草目的で購入しました。透湿タイプなので、雨が降ってもシートの上に水がたまる事もありません。また、縦横20センチ間隔の格子線が非常に便利です。シートを切る時や杭を打つ時など、目安があってとても使い易いです。
出典: 楽天市場
4. 耐久性と強雑草対策をさらに強化!ザバーン350G
・サイズ:1×30m
・遮光率:99%以上
・厚み:0.8mm
かなりしっかりした防草シートで大満足です
やや硬めなので、まっすぐに敷くぶんには問題ありませんが、ほんの少しの曲げることも難しいので
柔軟に敷きたい場合は難しいかもしれません
我が家は直線の場所に敷いたので、逆に硬さが敷きやすくて良かったです
出典: 楽天市場
5. 砂利や砕石と使うのにおすすめ
・サイズ:1×50m
・遮光率:-
・厚み:約0.35〜0.37mm
・耐用年数:約10~15年(むき出しでの使用は3年)
・付属品: U字ピン×20
以前買った物より良いものが欲しくてこちらにしました。生地が全然違って破れにくいし、値段も手頃で良いです。最初からこれにすればよかったです。また足りない分は追加したいです。
出典: Yahoo!ショッピング
6. 安さで選ぶなら
・サイズ:2×100m
・遮光率:95%以上
7. 家庭用にお手頃サイズ!
・サイズ:1×10m
・遮光率:98.11%
・厚み:1mm
年に数回の草むしりに悩まされていたのですが解決出来ました。
シートを敷く事に抵抗があったのですが、早く敷いておくべきでした。
試しにシートの上に砂利を敷いたのですが、石の上に雑草が生えてきたのでシートのままにしています。
検討中の方は試しに小さく切り取って敷いてみてください。
雑草の悩みから解放されると思います。
出典: Amazon
8. 高密度織でしっかりとした厚み
・サイズ:1.×20m
・遮光率:99.9%
・耐用年数:5年
・厚み:約0.65mm
・材質:ポリプロピレン
9. 耐久性、耐候性に優れたお得な2個セット
・サイズ:1×10m
・遮光率:-
・厚み:0.6mm
・耐用年数:-
・付属品:-
写真で見るより暗めで、地面にしっくりくる色合いです。 思ったより全然厚みとハリがあるのは良いのですが、その分折り目が目立つ感じなので敷く時に少しやり辛いかなとは思います。
このお値段ではかなり満足です。
出典: Amazon
10. 茎の鋭い雑草も防げて高耐久
・サイズ:2×100m
・遮光率:-
・厚み:-
・耐用年数:約4~6年
・付属品:-
丁寧な梱包でした。砂利の下に敷いて使っています。これでしばらくは草取りから解放されるので嬉しいです。
出典: 楽天市場
11. 抗菌剤入りのシートでカビ・コケを防げる
・サイズ:1×50m
・遮光率:-
・厚み:-
・耐用年数:約4~6年
・付属品:-
庭の花壇に敷くために購入しました。色違いの黒は購入したことがあり商品の良さは確認済みでしたので安心して購入できました。グリーンのタイプは近所のホームセンターには無かったので助かりました。また利用させていただきます。
出典: 楽天市場
12. 固定ピンと押さえ板がセットで便利
・サイズ:1×10m
・遮光率:99.11%
・厚み:-
・耐用年数:3~5年
・付属品: 固定ピン×20、黒丸×20
届いて早速やりました。
生地もしっかりして 思った以上に 良い商品でした これで 雑草とりも楽になります
ありがとうございました。
出典: Amazon
13. 10年使える高密度、高耐久のアイテム
・サイズ:1×30m
・遮光率:99%以上
・厚み:約1.5mm
・耐用年数:10年
・付属品:-
水はけも良く、厚さもあり、作業しやすく、効果も期待できそうです。これで、10年間の草取りがなくなれば、安いものです。値段もYahooショッピングが、一番安かったです。
出典: Yahoo!ショッピング
14. 透水性に優れた薄手タイプ
・サイズ:1×50m
・遮光率:-
・厚み:0.3mm
・耐用年数:約2~3年
・付属品:-
庭の草刈りが大変で少しでも草刈りする場所を減らそうと防草シートを購入しました。ホームセンターなどで見ると意外に値段が高くて迷ってましたがこちらの商品は安くて即決で購入しました。
値段の割にしっかりしてるのでまた張り替える時に購入しようと思います。
出典: Yahoo!ショッピング
15. 高い遮光率で雑草が生えるのを防ぐ
・サイズ:1×50m
・遮光率:99.99%
・厚み:約0.33mm
・耐用年数:5~6年
・付属品:-
16. 滑りにくく、通路にも使用できる
・サイズ:1×100m
・遮光率:-
・厚み:-
・耐用年数:-
・付属品:-
イチゴハウス内の通路の張り替え用に購入しました
リピートですが、耐光性・耐摩擦共に問題無いように感じます。
張り替えの手間も大変なので、安価なモノを使うとかえって交換頻度が増して手間なので、この商品なら安心ですね
出典: 楽天市場
17. 砂利なしでも10年使える高耐久タイプのアイテム
・サイズ:1×50m
・遮光率:99.2%
・厚み:0.43mm
・耐用年数:約10~15年
・付属品:-
シートだけでなく、ピンとシートを添える部品もあり、使いやすかったです。
シートの素材もしっかりしていました。ビニール素材というより、紙っぽい素材感があります。
出典: 楽天市場
18. 防草シートのお試しにも。ミニサイズでも機能はばっちり
・サイズ:1×5m
・遮光率:-
・厚み:-
・耐用年数:約1年
・付属品:-
価格の割にしっかりしたシートです。そして透湿タイプである事、色目も黒というよりダークグリーンで、厚みもあり質感も良い。我が家では色々な物を試して、場所によって変えています。
出典: Yahoo!ショッピング
防草シートランキングをチェック!
ほかにも防草シートを見てみたい!という方は、Amazon、楽天市場の人気ランキングもチェックしてみてくださいね。Amazonの人気ランキング
園芸用シート売れ筋ランキング
楽天市場の人気ランキング
防草シートランキング
Yahoo!ショッピングの人気ランキング
防草シートランキング
防草シートの敷き方|ピンや砂利を使ってお庭をDIY
ここからは、実際に防草シートを購入したあと、どのようにシートを設置するか詳しく解説します。ステップごとに分けて説明しますので、一度目を通してから作業してみてくださいね。防草シートの設置に必要な道具や、ぜひ一緒に使いたい砂利についてもご紹介します。必要な道具
防草シートを敷くときに必ず必要になる道具は、「固定ピン」と「粘着テープ」の二つです。防草シートを購入したあとすぐに作業ができるように、一緒に準備しておきましょう。それぞれ使い勝手のいいおすすめ商品を紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。固定ピン
固定ピンは防草シートが風でめくれたり、飛ばされたりしないために必要な道具です。以下の記事でご紹介する「らくらくシート押さえピン」は、押さえ板とピンを組み立てる必要がなく、短時間で作業が進むのが魅力的。とくに広い範囲に防草シートを敷きたい場合におすすめです。粘着テープ
・サイズ:10cm×20m
・カラー:グリーン
防草シートを貼るのに購入しました。 業務用だけあって、すごい粘着力のあるテープです。
出典: Amazon
防草シートの敷き方
それでは、防草シートの敷き方を四つのステップに分けて解説します。すべてのステップをきっちり行うには労力が必要かもしれませんが、防草シートを効果的に長く使用するために必要な手順です。上手に敷くコツも記載していますので、参考にしながら設置してみてくださいね。Step1. まずは雑草処理からスタート
雑草の処理をするのとしないのとでは、その後に大きな違いが出ます。特に強害雑草は顕著で、万全を期すには根まで処理する必要があります。手間を減らしたいときは、雑草が少ない冬場に敷くのがおすすめです。強害雑草の例
セイタカアワダチソウ、スギナ、メヒシバ、ヤブガラシ、クズ、ススキ、チガヤ、ハマスゲなど
Step2. 地面を平らに整地
地面が平らでないと、防草シートと地面の間に隙間が開き、光や種子の侵入を許してしまいます。Step3. 隙間なく防草シートを敷く
もったいなく感じるかもしれませんが、シートの継ぎ目は最低10cmは重なるようにしましょう。このとき、接着剤や粘着テープで、シートの継ぎ目をぴったりと貼り付けるのを忘れないようにしましょう。Step4. 防草シートをシートピンで固定
防草シートが風でめくれてしまっては元も子もありません。できるだけピンは打ち込むようにしましょう。打ち込んだ隙間から雑草が生えないように粘着シートでの目張りもお忘れなく。砂利を使ってお庭を美しく!
砂利やバークチップなどと防草シートを組み合わせることで、防草最強コンビが完成します。防草シートの劣化を防いで長持ちさせたい方、むき出しで敷くより見た目をおしゃれにしたい方にもおすすめの方法です。砂利の選び方
景観目的の砂利選びは、10mm以下の2分砂利、3分砂利を使用することが多いです。多くは1.5cm程度の白砂利であれば、人が歩くにも歩きやすく、砂利の粒に厚みがないため、地面に均しやすいメリットがあります。5平米以上の大きさに敷き詰める場合は、5cm以上の大きさの白砂利でもいいでしょう。歩行には適しませんが、景観としては圧倒的な重厚感をもたらします。あるいは、3cm程度の同じ白砂利と混ぜて、アクセントとして魅せるのもテクニックです。
砂利の目安量
砂利は地面から3~5cmの厚さで敷き詰めて、隙間から地面が見えないようにするのがポイントです。砂利で光を遮光する必要があるので、小さな玉砂利であれば2~3cm、大きな砂利なら3~5cmほど厚みを持たせましょう。敷き詰める砂利の量の目安は、1平米あたり60~80kg。5cmの厚さに敷き詰める場合は、80kgが目安となるため、しっかり準備しておくのがおすすめです。砂利についてはこちらで詳しく紹介!
防草シートの施工を業者に依頼する際の費用・施工単価は?
除草作業を軽減できる便利な防草シートですが、設置には時間と労力が必要です。体力に自信のない方や作業時間が取れない方は、業者に施工を依頼することも視野に入れてみましょう。きれいに確実に設置してもらえますよ。気になる金額面も一例を出して解説していきます。施工単価(費用)
防草シートの施工単価(費用)は施工業者によって異なり、面積だけでなく、土壌条件によっても異なります。まずは、いくつかの業者に見積りを出してもらうのが良いでしょう。施工単価(費用)の一例として、MKプランニングの施工事例(32平米)では以下のようになっています。
工事内容 | 数量 | 単価 | 金額 |
1. 除草剤散布 | 1式 | 10,000円 | 10,000円 |
2. 草刈り | 1式 | 4,000円 | 4,000円 |
3. 同上処分費 | 1式 | 2,500円 | 2,500円 |
4. 整地 | 32平方メートル | 250円 | 8,000円 |
5. 残土処分費 | 1式 | 7,500円 | 7,500円 |
6. 防草シート敷き | 32平方メートル | 500円 | 16,000円 |
7. 砂利敷き | 32平方メートル | 1,000円 | 32,000円 |
合計 80,000円 |